こんにちは、スタッフの米澤です。
今回は、どのようにして、皆さまにお写真をお届けしているのか、私たちが行っている画像処理についてお話させていただきます!
私たちが行っている画像処理のことを “ 現像 ” といいます。
カメラはシャッターを押すと、写真が画像データとして保存されます。このとき、カメラが捉えた光の情報をそのまま保存した、未加工のデータのことをRAW(ロー)といます。
一方、皆さまにお届けしているデータはJPEGといい、未加工のRAWデータをパソコンに一度取り込み、画像処理を行った状態のデータのことをいいます。
私たちはLightroomという写真編集ソフトで現像を行っています。
こちらはお客さまにお届けした一枚の写真です。
この写真を使って、どのように現像を行っているのかお伝えいたします!
撮影した未加工のRAW写真
景色と人物を一緒に撮影する際は、人物が真っ暗になりすぎないことや、
空やドレスが真っ白にならないように気を付け、露出(写真全体の明るさ)を合わせて撮影しています。
まずはじめに、写真全体の明度を上げ明るくします。
次に、透明感がしっかり出るように、色調や色合いなどのホワイトバランスを整え、写真全体の調節をします。
ライトルームには部分補正という機能があり、写真の一部分だけ、ホワイトバランスや明るさを調節することが可能です。
その機能を使い、空の部分だけを選択し、本来の青さに戻します。
また、芝生のグリーンなど、それぞれのカラーを調節していきます。
このままでは、人物の顔がとても暗くなってしまっているので、先ほどの部分補正を利用し、お顔の明るさを調節します。
またウエディングの撮影では、ドレスなどにも補正をかけ、白飛びなどがないよう心がけています!
こうして一枚の写真が出来上がります。
写真の中の皆さまの表情が一枚ごとに違ったり、
撮影中の楽しかった時間を思い出しつつほっこりさせていただきながら、
こういった作業を一枚一枚、丁寧に繰り返えしていき、すべてのお写真に現像処理をしています。
撮影は一瞬ですが、この現像作業は没頭して何時間もかけて行います。
これからもみなさまに素敵なお写真をお届けできますよう、日々頑張ってまいります!