秋の日差しが強く差していたこの日、ユウスケさんとヒトミさんのご結婚式がありました。
青空が広がる朝、お二人と駅の改札で待ち合わせ。
手にはウクレレが入ったバッグ。
今日のパーティーの最後でお二人が演奏するのです。
会場に向けて芦屋川の川べりを歩き、最後の練習をするため腰掛けました。
「テンポが早かったよー!」と言いながら練習を終えて少し不安そうなお二人でしたが、
爽やかな青空の下、散歩中の犬や幼稚園の子どもたちに見守られ心地いいウクレレの音を聴いていた私には、
もう今日一日何もかもが楽しくなる予感しかしませんでした。
もちろん、そのとおりになったのは言うまでもなく。
ユウスケさんの安心感のある包み込むような笑顔やヒトミさんの透明で柔らかな笑顔や
ゲストの人たちの表情を追いかけていると、あったかなものがフツフツフツフツ湧いてきて
あまりにもシアワセがたくさんでちょっと泣きそうになりました。
ありきたりな表現ですが、この場にいれて、カメラマンとして写真を撮らせてもらえて
シアワセだなぁ~と。心の底から思ったのです。
パーティーの後半はみんなでガーデンへ。
今日一日、ずっと光があふれていたお外へ出ます。
そんな秋の陽が照らす中でのお開きの挨拶。
ずっとずっと笑っていたユウスケさんが、口元を震わせながら言葉をかみしめていました。
お二人の交際は10年。
長いその時間は色んな事を超えてきた時間だと思います。
でも、今日の秋の光みたいに強くて真っ直ぐで迷いのない10年だったんだろうな、
とファインダーを覗きながら、そう感じました。
ユウスケさん、ヒトミさん!
素敵な一日を過ごさせていただき本当にありがとうございました!!
伊藤(メーテル)
20131030
秋の光あふれるガーデンウェディング
Category : 結婚式