いつもミュージカルの撮影をさせていただいている、劇団・ショーカンパニーの東京公演の撮影に行ってきました。
旗揚げ以来20年、ずっと大阪を拠点に活動をしてきたショーカンパニーにとって初めての東京公演。悲願でした。
だから。いつも以上に心が伝わる芝居になりました。
セリフの。
ダンスの。
歌声の。
ひとつひとつが持てる以上の力を発揮して、その気持ちは満員の観客にも伝わって、会場全体がひとつになった素晴しい公演になりました。
ぼくの撮影場所は観客席の最前列。
ここからは役者の息遣い、紅潮した顔、潤んだ瞳。すべてを見ることが出来る。すべてを感じることができる特等席なのです。
ぼくの仕事は写真を撮ることではなく、眼の前で起きている事を感じること。
だから、体全体で眼の前のすべてを受け入れて夢中でシャッヤーを切ります。
Category : 日々の生活の中で