10月に入り、ロケーション撮影をする機会が多くなってきました。
屋外での撮影が中心で、雨が多かった9月から比べると晴れる日が急激に増えてきた今月、多くのお客様の撮影をさせていただきました。
秋のロケーション撮影の良いところは、まずはお天気の確率が高いこと。
そして暑さも寒さもあまり感じず、快適に撮影をすることができます。
そしてもうひとつ、これはとても大切なことなのですが、光が圧倒的に奇麗なのです。
秋分を超え冬至へと向かうこの季節、太陽は低い軌道を通ります。
ほとんどの時間帯、サイドや後ろから光が差す写真を撮ることができます。
それはまるでスポットライトを浴びているステージのような環境。
その劇的な状況で写真を撮ることができるのです。
日没が早いということもこの季節の特徴のひとつ。
日没が早い=明るく撮れる時間が少ない
ということにもなってしまいますが、前向きに捉えるとサンセット直後の、いわゆるマジックアワーでの撮影、そして夜景や夜の街並みでの撮影がしやすいというメリットもあります。
実際この時期は空気が乾燥しているので夜景が夏より鮮やかに見える日が多くあります。
そして運が良ければそこに月や星が映り込むことも。
紅葉はまだ始まっていませんが、それでもこの季節にロケーション撮影をするメリットは数多くあります。
そして毎回わくわくしながらぼくたちは撮影に出かけます。
ずっと撮影の日が続いて、その楽しかった時間の興奮醒めやらぬ夜、このブログを書いています。
明日は久しぶりの休み。今宵はぐっすり眠れそうです。
河田洋祐
Category : ロケーション撮影