ぼくたちケープ・ライトスタッフは交代で夏休みを取りました。
ぼくはスタッフの中で最長の1週間の休暇をもらい(ありがたいこと。ほかのスタッフが優秀なおかげです!)家族で妻の実家がある九州旅行へ出かけました。
まずは妻の実家を目指して福岡へ
。関西から福岡までの交通手段って、新幹線、飛行機、バス、車・・なんでも揃っています。
その中でも僕達家族のお気に入りはフェリー。
瀬戸内海の穏やかな波に揺られながら12時間の船旅は快適そもの。
先を急がない時はいつもフェリーを利用します。
神戸と門司を結ぶ阪九フェリーは夕方に神戸・六甲アイランドを出港。
荷物を置いてぼくたちはまず甲板に出ました。
どれだけ暑い日でも日が傾いた甲板は風が吹いて快適です。
そこにはすでに大勢の乗客の姿が。家族連れ、高校生の団体、トラックのドライバー・・だれもがこの快適空間の存在を知っているようです。
みんな少し生暖かい風を感じながら遠ざかる六甲の山並みを眺めています。
時間が経つに連れ太陽は西に沈み、その後真っ赤な夕焼けが空全体を覆いました。
船に乗っている全員がこの真っ赤な空を眺めるために甲板に出ているようです。
夕焼けに照らされたぼくら家族の顔は真っ赤。「すごいね!」「空ってこんなに赤くなるんだね。」子どもたちが歓声を上げるけれど、ぼくだってこんなきれいな夕焼けはいつ以来だろうと思います。
空は真っ赤から群青までのグラデーションがあって、その中を飛行機が飛んだり金星が顔を出したりしています。
僕達が住む街は残念ながら広い空はありません。でも、海の上は見上げてみればこんな空。
新幹線も飛行機も早くて便利だけれど、海の上をゆっくり進むフェリーだからこそ味わえる時間を満喫しました。
この日の空の色は8歳のとおのも4歳のみなともずっと忘れないでほしいな。
福岡へ到着後、ぼくたちは平尾台の鍾乳洞へ向かいました。
ここは妻みわさんがおすすめの場所。
「涼しいんだから」
って言葉を信じて入ってみればそこは「涼しい」なんてものではなく「寒い」世界でした。
洞窟に入ると子どもたちは探検気分で大喜び。
洞窟の途中からは水の中を進みます。その水が冷たい!でもその水が素足に気持ちよく、僕たちは探検家になった気分で進みました。
夜はみわさんの実家でごちそう。2年ぶりのみわさん実家でしたがまるで自分が生まれた家に帰ってきたような懐かしくリラックスした時間を過ごしました。
河田洋祐
その2へつづく
20130913
ぼくら家族の夏休み その1
Category : 日々の生活の中で