20070810

ホットミルク

先日、胃腸をこてんぱんにやられてから、ぼくは内臓たちの機嫌を伺いながらのビクビクした食生活が続く。揚げ物やカレーなどの辛いのもだめ。ただ、ビールは隠れて少しは飲む。あまり冷えてないやつだけど・・・。
少し調子に乗って、氷入りのフレッシュジュースを飲んだものなら、すぐにお腹の反乱が始まって、やがて眩暈さえ覚えるありさま。
こんな時はホットミルクにかぎる。洒落たカフェで「ホットミルクありますか?」と聞いてみるのは少し勇気がいるし、店内に漂う挽きたてのコーヒーの香ばしい香りの誘惑を絶つのも、大きな決意が必要になる。(ああ、やっぱりカフェラテにしても大丈夫なんちゃうかな!?なんて注文してからずっと考えてしまいます。そら、まわり360度コーヒーの香りなんで、そう思ってしまいます。)
だけど、眼の前にホットミルクが運ばれてきて、少し甘い優しい香りを嗅いだ瞬間、そんな迷いは吹っ切れて「やっぱりホットミルクで正解やん!!」と、自分の選択の正しさに拍手を送りたくなる。
熱く、少し甘く柔らかく真っ白なミルクは口の中でもお腹の中でもとっても優しく、疲れた体が潤って行く気がする。今まで「子供が風邪を引いた時に飲む物」くらいにしか考えていなかったけど、これはまったく素晴らしい飲み物です。
これからも、どうぞよろしく、ホットミルクさん!!